13.5 / ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版

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カバーショット

「けっきょくのところ、サーフィンとセーリングは同じことなんだよ。すべてナチュラルなフリーライドさ」。1976年、スティーブ・ペズマンが行った『サーファー』誌のインタビューにあるフィル・エドワーズの言葉だ。今号では、このときフィルが語ったポリネシアにおける牧歌的概念を具体的に検証してみようと、46ページを費やして紡いだ。

写真:キルヴァン・バルダサリ

フィーチャーストーリー
OUTER WATERS
アウターウォーターズ
サーフィンとセーリング。今号ではひじょうに近しいこのふたつのアクティビティにどっぷりと浸かる旬なサーファーたちが、大海原を舞台に繰り広げる冒険を4編のドキュメンタリー記事として紹介。

<フィーチャーストーリー_1>
THE VOYAGE OF RHINO

ライノ号の航海
文:オースティン・クーパー
訳:近藤 晴彦
南カリフォルニアのダナポイントからチョープーまで。熱血兄弟の8000海里におよぶ船旅。

<フィーチャーストーリー_2>
DEEP LEARNING
深い学び
文:トーレン・マーティン&アイヤナ・パウエル
訳:近藤 晴彦
全長35フィートの単胴船カリプト号を駆って、タイベイからマラッカ海峡、スマトラ島をめぐる。
https://nobodysurf.com/search/?tags%5B%5D=Torren+Martyn
https://nobodysurf.com/search/?tags%5B%5D=Aiyana+Powell

<フィーチャーストーリー_3>
PATIENCE&PLACEMENT
忍耐と魂の置き場所
文:イーサン・A・スチュワート
訳:黒崎 久見子
サンタバーバラきってのスタイラー、トレバー・ゴードンが心の声に従って見つけた自分らしさ。
https://nobodysurf.com/search/?tags%5B%5D=Trevor+Gordon

<フィーチャーストーリー_4>
GUNBOAT CAPTAIN
ヴェラ号の冒険
文:ジョンジョン・フローレンス
訳:黒崎 久見子
ジョンジョン・フローレンスが、自身の双胴船ヴェラ号で大海原を滑走することで得た探究心と効率。そしてサーフィン。
https://nobodysurf.com/search/?tags%5B%5D=John+John+Florence

<コンテンツ①(日本版オリジナル)>
THE BLOODLINES
ブラッドライン
文:江本 陸
写真:ペドロ・ゴメス
日本を代表する老舗ブランドとして1960年代から現在にいたるまで最前線を切りひらいてきたCHP。ビッグダディー中村 一己を始祖として、3代にわたって継承されるそのスピリッツとは? 日本サーフィン界にあって今もなお輝きを放つブランドの秘密を、多くの関係者のインタビューをもとに探っていく。

<コンテンツ②>
Portfolio: GROUPE SHOW
ポートフォリオ:グループショー
訳:森 陽介
現在、世界のサーフィン界で活躍するフォトグラファーたちの作品展。彼らが捉えたポエトリー・イン・モーションの数々をご堪能あれ。登場するフォトグラファーはグラント・エリス、キム・フィースト、フィル・ギャラガー、シェーン・グレース、ニック・グリーン、オスカー・ヘザリトン、マイク・イトウ、ダリン・ミヤシロ、マーカス・パラディノ、ベン・ソアード、ネイサン・タイヤックという豪華な面々。

<コンテンツ③>
DESERT SLEDS
ダートバイク狂騒曲
文:ジェリー・ロペス
訳:李リョウ
時は1970年代初頭。サーファーたちはこぞってダートバイクにのめり込み、バハカリフォルニアの砂漠を走りまわっていた。そのムーブメントの草分けとも言える冒険の顛末を、ジェリー・ロペスが独特の筆致で描破する。
https://nobodysurf.com/search/?tags%5B%5D=Gerry+Lopez


上記のほかにも、通算7度のレディース世界チャンピオンに輝いたレイン・ビーチリーのインタビュー「THE PAST IS NOT MY FUTURE 過去にとらわれない未来」や、作家トーマス・ファーバーが南国の防波堤でサーフィンとみずからの存在に考察を加える「PENULTIMATES 最高ではないけれど……」など、本誌ならではのディープなサーフストーリーと美しい写真が満載です。ぜひ手に取ってお楽しみください! 最新号『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版13.5』は1月31日(水)発売です。