14.4 / ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版
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最新号
ザ・サーファーズ・ジャーナル・ジャパン最新号14.4のコンテンツをご紹介します。今号も、厳選された写真と磨き抜かれた文章、斬新な誌面デザインでサーフィンの世界をディープに追究しています。至高の一冊をどうぞお楽しみください。
カバーショット
フォトグラファーのライアン・クレイグは振り返る。
「この波は信じられないほどダブルアップした。ぶつかり合ったうねりのエネルギーが理想のポジションから僕らを跳ね除けようとするんだ。ボトムターンしたノア・ディーンは、波のフェイスにできるだけ長く腕を突っ込んでバレルのもっとも奥からプルインしようとしたんだけれど、リップに完全に包み込まれる前に腕を引き抜かざるをえなかった。波が激しくブレイクし、15フィートの高さまでしぶきが飛んだ。一瞬アングルがはずれたかなと思って、ふたたびパドルアウトしてきたノアに『ビールをおごるよ』って謝ったんだけど、彼はぜんぜん気にしていなかった。ノアはカメラがあろうとなかろうとかまわない。バレルさえあればいいのさ。パソコンにアップロードされた写真を見て、構図のよさに驚いた。僕のポジションがフェイスの高い位置に持って行かれて本当にラッキーだった」
フィーチャーストーリー
A FRIEND TO FACE THE CURRENT
カレントに立ち向かう友
文:アレックス・ワインスタイン
すでにサーフアートの枠を超え、今や日本を代表するアーティストとなった花井 祐介。彼が描く「さすらい人」たちに潜む独特な感性と世界観へ、卓越したサーファーでもあるアート界の論客、A・ワインスタインが独自の考察を試みる。花井のアーティストとしての資質が初めて本格的に解析されたプロファイル・アーティクル。
コンテンツ 1 ジャパン・オリジナルコンテンツ
VANISHING IDENTITY
消えゆく価値観
編集長・礒部 隆史がいた時代
文:寺内 崇
1976年に誕生した日本のサーフメディア。1980年代〜90年代。サーフインダストリーと歩をひとつにしながら、一大勃興期を迎えた時代の趨勢のなかで、『サーフィンワールド』誌編集長として、さらには業界のフィクサーとして最前線を疾走した辣腕編集長・礒部 隆史に贈るレクイエム。日本のサーフメディアの変遷を追っていくと、そこに独自の発展を遂げた日本サーフィン史が重ねて見えてくる。
コンテンツ 2
FEBRUARY
フェブラリーという名のもとに生まれて
文:ウィル・ベンディックス
写真:アラン・ヴァン・ガイセン
今もっとも旬なサーファー、南アフリカのマイキー・フェブラリーを、その生い立ちから追いかけた初のプロファイル・ストーリー。
https://nobodysurf.com/search/?tags%5B%5D=Mikey+February
コンテンツ 3
TENTATIVE IN MANABI
流浪の旅。エクアドル、マナビへ
文:スコット・ヒューレット
上質なパナマハットと強烈な波を求めたラテンアメリカの旅を、本誌元編集長、スコット・ヒューレットが綴ったエクアドル紀行。
https://nobodysurf.com/search/?tags%5B%5D=Ecuador
コンテンツ 4
THE COMMON MAN
ザ・コモンマン
文:クリス・アーネス
写真:カーク・イーダー
サンディエゴを代表するボードビルダー、ビル・キャスター。急逝した愛すべき良識人の生涯を、家族、友人たちの証言で浮き彫りにする。
https://nobodysurf.com/shed-sessions-south-county-san-diego-surfer-magazine/
コンテンツ 5
Portfolio: Group Shaw
ポートフォリオ:グループショー
最前線で活躍する気鋭フォトグラファー作品集。
コンテンツ 6
FACES, SCARS, MUSCULATURE
顔と傷跡、物語る肉体
写真、文:ブラウン・W・キャノン3世
ノースショアに生きるサーファーたちの肖像を、陰影を強調した独自のタッチで捉えた写真集。
上記のほかにも、23年ぶりに来日した映画スター、ウィングナットへのインタビュー「Mr. Longboardingミスター・ロングボーディング」や、レジェンドサーフボードビルダー、ボブ・マクタビッシュが語るグリノーによる現在のフィン誕生秘話「TUNA TAPER ツナテーパー」など、本誌ならではのディープなサーフストーリーと美しい写真が満載です。ぜひ手に取ってお楽しみください!最新号『ザ・サーファーズ・ジャーナル・ジャパン14.4』は11月29日(金)発売です。
*商品の発送は11月29日(金)以降、順次手配いたします。